運を良くするコツは、自分に必要なものを選び、それに専念することです。
ところが、何でも選べる日本だからこそ、選び方が分からない矛盾が生まれています。
選び方が分からないので流されてしまい、思わぬ事に巻き込まれたりします。
選択を保留にすることで、タイミングを逃すこともあります。
タイミングを逃すことは運が悪いように見えますが、そうなるように選択してしまっているのかもしれません。
本当に必要かどうかは経験・知識・欲求で決まってきますが、選ばない限りわからないです。
選んだ結果の積み重ねで、本当に自分に必要なものが見えてきます。
必要なものを明らかにするために、とにかく忙しくなる事です。
あれこれと用事を入れていきます。
忙しくなると、余計な用事は入れられません。
にも関わらず、「入れちゃった…」が本当に必要なものです。
わかりやすい例として、好きな人が出来たら、寝る時間を削ってでも時間を作るのと同じです。
仕事でも、ついご飯を食べることも忘れてしまうなら、同じです。
時間があったり、余裕があると、自分にとっての「本当」に気付きにくくなります。
本当に大切なものはすでに持っている事も多いのですが、気が付きにくいです。
だからこそ、あえて余裕を無くすようにします。
余裕のない中で「これだけはどうしても組み入れたい」を整理していきます。
現実に抱えられる容量は決まっているので、入れたくても無理なのです。
その事に気がついた時、本当の本当が残されます。
それを人生の中心に持ってくれば、大抵のことは良い感じになっていきます。
自分に必要なものを見つけ、そこに力を集中していくと、自然と物事は整っていきます。