運を良くすることを考えるなら、どれだけ早く手を掛け、精度を上げていくかを考えるほうが効率が良いです。
大抵の事は準備の仕上がりで結果が決まってきます。
この時に準備を整えるために時間を掛けるより、まずはさっと全体の準備を整えてしまいます。
その後で、チェックをしていきます。
特にやったことが無いことで有効な手法です。
やったことがある事なら更に有効です。
何をするにしても「たくさん回数をするためにはどうしたら良い?」と考えると、精度と練度が高まります。
丁寧にやろうが短時間だろうが、ミスは必ず起きることが前提です。
ミスは不運を呼びますが、ミスが起きる前提でミスをカバーする回数を増やすと、ミスを見つけやすくなる幸運が巡ってきます。
ミス=間違いではありません。
ミスは「分岐点」を教えてくれています。
ミスをきっかけにミスを修正するか、ミスに合わせて別の方向に進むのかです。
それによって更に自分にとって良い形に修正していけます。
何かをするときに時間を掛けてしまうと、ミスに気がついたときに調整する時間が足りなくなります。
結果として、起きた状況に対応するのが難しくなり、ミス=間違い=運が悪いに繋がりやすくなっていきます。
私は運の善し悪しを現実の対応力で図るようにしています。
何が起きても大丈夫な状態にしておくことが、最も幸運を呼びやすくなります。
何か起きる事、それだけでは幸運か不運か分かりません。
たとえ嫌なことが起きたとしても、それは未来に必要なことかも知れないからです。
だからこそ、何が起きても対応出来るように「修正出来る回数を増やしておく」と、結果的に良い形に収まりやすく、幸運も呼びやすくなります。
これは楽をしながら運を良くしているようなモノです。
回数を増やすことは大変そうに見えますが、回数を増やすことで1回あたりの負担は下がり、比例して熟練度は上がるので、結果的に楽です。
労力を減らしたい、運を良くしたいと思う人にこそ最適な手法の一つです。