引っ越しのご相談を受ける時に、相談者は方位の吉凶を気にしています。
私は相談者が住みたい場所なのかどうかを気にしています。
占いには占いなりの根拠があり、その結果が吉方位・凶方位となっています。
それなのに私は「住みたい場所」という感覚を重視しています。
住みたい場所にも根拠はあります。
駅が近いとか、前に住んでいたとか、知り合いが多いとか、理由は様々ですが、まとめれば「住みたい」になるだけの何かがあるわけです。
占いは見えない世界を見える様にするものです。
もし、何となくでも良いから住みたいと思えるのであれば、それも見えない部分が形になっているものとみます。
その上で「その場所に住みたい理由」をハッキリさせると、凶方位と出ていても引っ越した方が良いとなることもあります。
住みたいなどの願望や欲求に合わせて生きる事は、困難を引き寄せる場合があります。
でも、こういう人は住みたいと思えないような場所に住むほうがデメリットが大きいです。
自分はなんでこんなことをしているんだろうと感じ始めた辺りから、物事が停滞し始めます。
自分の感覚を大事にして、その感覚を活かすために占いを使うのと、その感覚を抑えて占いを使うのでは未来が変わります(結果的に自分の好んだ方に戻ってきます)。
自分の感覚なのでダメな時もあるものですが、その経験を積み重ねていくことで、自分の中の「好き」の感覚が育ってくれます。
その結果、こういう時はダメ、こういう時は良いという自分なりの目安も出来ます。
「何となくこうしたい」と思うことを大切にすることです。
今は理由が見つからなくても、後々、こういうことだったのかと気がつく事も多いです。