人は守りに入り始めると、確かさを求めるようになります。
これが行きすぎると、確かな物以外は手を出さなくなります。
これで大丈夫なら問題ありませんし、私も出来ればそうありたいと思うのですが、確かな物だけ選択するようになると、人生が行き詰まりやすくなります。
確かさは思い込みに繋がることがあり、思い込むことで考えることを放棄し、結果的に自分を追い詰める選択に繋がります。
吉方位に行けば何とかなる!とかは、その一例です。(メディアも悪いけど)
こういう話は通常時なら自然と回避していますし、うまく調整しているので、普段は気にしなくて良い事です。
でも、占い系のブログとかを見ている状態は、どこかに行き詰まり感がありますが、自分のバランスを良くしようとしている状況でもあります。
バランスを回復するための対処法は、不確かなものへの関わりを持つ事です。
吉方位旅行でも良いのですが、「何とかなって欲しい!」という強すぎる想いのもとではなく、「せっかくだからタイミングを合わせておこうかな」ぐらいです。
日を選んで吉運を上げる手法を使う場合も「時間があるからやっておくか」という感じです。
占いを活用する場合も「参考にしてみようかな」ぐらいが良いです。
効果の有無を実感していてもしていなくても、何かをやるときには余裕を持てるように意識します。
このやり方は私が占う時にも共通していて、ガチで取り組むのではなく、少し余裕を持てるようにちょっとずつ踏み込んでいきます。
いきなり結果が出ないことも多いですが、動きが実を結ぶようになってくると、状況が変わってきますし、変化を体感出来ます。
切羽詰まった状態で相談される人も多いのは確かです。
完全に行き詰まる前に、あの手この手で対処を考えます。
占いの結果とは現実の対処によって大きく変化することがあるからです。
たとえ占いで悪いと出ていても、悪い中でのほどほどにすることが出来れば、現実に問題が出ないことも多いです。
これしかないと思い詰めるのではなく、「とりあえずこれをやってみて、その次はあれをやってみて」と選択肢を増やすようにします。
そうすることで、状況を変えられる可能性が高まります。