引っ越しを占って貰う時は、ほぼ決まっている事が多いです。
ほぼ決まっている場合はおいといて(笑)、引っ越しを占って貰いたい場合、これを気をつけておくと融通が利きやすい=不運を避けやすくなる、というのがあります。
それが「変更の利かないものを優先して占う」というやり方です。
変更が利かないとは土地(立地)選びです。
これは家を建てる場合だけでなく、戸建てを買う場合でも同じですし、賃貸でも同じです。
土地・立地は後から変更が出来ないです。
出来れば立地の良い所を選びたいですが、占いのコツは良いものを優先するよりも、悪いものを避けるぐらいが丁度良いです。
ついつい占い的に良い基準を選ぼうとしますが、その分無理をしやすくなります。
無理をして無理をした分得られる物があるなら良いですが、マイナス分と差し引きするとそれほどでもないことが多いです。
無理を少なくしつつ、占い的に悪い基準を避けていく方が、マイナスが少ない分、良い感じになりやすいです。
これらのことを踏まえ、土地・立地を引っ越しを占う中で最優先にします。
土地・立地もそうですし、物件そのものも同じなのですが、占い的に良い場所・物件は金額的にも相場より高めです。
物件としてはなかなか出てこないですし、出てきても埋まります。
長く借り手や買い手が決まらない物件は、相応に何かの問題を抱えています。
結果として、土地・立地もある中から選ぶしかないのですが、候補となる物件を洗い出し、その中から占い的に選ぶと効率が良いです。
物件を探すときは「この家(土地)!」と決まっている事は少ないです。
探す範囲が狭くとも、いくつか候補が出てきます。
この段階で相談をされると話が非常に早いです。
立地は細かく見なくても分かる部分が多く、その段階で半分以上は候補から外れます。
面白いことに、残った候補のほとんどは「ちょっと予算から高め」的な感じになります。
また相談者も「やっぱりな~」となることが多いです。
占いは現実の鏡ですので、現実で良いものは占い的にも良いものであることが多いです。
立地の話ばかりしていますが、立地は「立地が良くないからと変更は利かない」というのが大きいからです。
家相や引っ越しの吉凶方位を優先するよりも立地を優先するのは、家相も引っ越しの吉凶も他の事でカバー出来る部分がありますし、微調整も可能だからです。
修正が効きにくいものほど優先し、修正が効くものは後で帳尻を合わせて行きます。
この方が選択の自由度も高く、楽しみながら物件探しが出来ます。
ただ、大抵はほぼ決まった上で相談されることも多いです。
こういう時は決まった予定をずらすことでタイミングを変えられないかどうかを占います。
不運を招くときは何かが重なり合った結果のことが多いので、その重なりを外すために当初予定を変更出来る可能性を模索します。
運命は自然現象ともいえ、自然に進む道が定まっていきます。
占いはその道を明らかにし、新たな選択肢を提供します。
その結果、決まりかけていた運命が変わり始め、起きるはずだったことが起きないで済むこともあるのです。
運命は選択する前の段階だと融通が利きやすいですが、選択した後でも出来る事はやっておきます。
そうすることで、目の前の運命は変えられなくてもその後の運命には影響を与えられるからです。
不運を避けるとは、今できることをスルーしないこと、やれることはやっておくことで避けやすくなります。