前回のお話でも少し触れましたが、なんでも好きにやれば良い話では無く、我慢をしない方が良いわけでもない、です。(参考:「自分の中の「好き」を大事にすると運が良くなる」)
ありきたりですが、その時の状況によります。
ただ、私に相談されるぐらいの状況の時は、ほとんどが「とりあえず好きにやった方が良い」とお伝えすることもあります。
今、上手くいっていないとき、何かでふさがっている感じがあります。
この時に今のままで良いのか、それとも何かをした方が良いのかで迷います。
まずはやってみた方が良いです。
大きな決断を伴うときは、考える事が多くなるため、私の所に相談されます。
占いの出番はいろいろなことが絡み合っていて、どうしたら良いか分からないときです。
どうしたら良いか分かっているときでも確認のために占いを使うこともありますが、それはまた違うシチュエーションです。
まずはやってみた方が良いと言っても、いきなり振り切ってしまうと現実に大きな余波が生まれるため、しんどくなりやすいです。
そこで少しずつ、影響の少ない範囲を見定めながら、今出来ることをやります。
婚活などで多いのですが、いきなりお見合いをするよりも、まずは身なりの見直しだったり、自分の環境を変えたりするところから始めると負担が少ないです。
こういう選択が出来るときはバランスを回復しやすいのですが、我慢がダメだと分かっているのに我慢する方が楽だからと、そっちに行ってしまうケースです。
これは時間が掛かります。
本人も自分の我慢が原因と分かっていることが多いのですが、変えるのは怖いです。
だから余計に辛いです。
本来は我慢をしない方が良い、好きを大切にした方が良い話ですが、変えられないなら2つの対応をします。
一つは状況が変化するまで待つようにします。
変えられないなら無理をせず、現状のままでOKです。
時が来れば、強制的に物事が動き始めるからです。
それは怖いことですが、動かざるおえない状況になれば、現状が変わっていくのでその流れに身を任せます。
もう一つは「現状を変えなくて良い範囲で、次の準備をする」です。
「変える」の感覚は人によって違います。
私には小さな事でも、人によっては大きな事になります。
それならその人の感覚の範囲で、出来ることをやっていきます。
何をした方が良いかは占う事でハッキリしてきますので、その中で出来ることをやります。
これが積み重なると自然と自分の中で変化が起き始めます。
こういうやり方で我慢していたことを解放してやる手もあります。
好きにやらない方が良い、我慢をした方が良いときは、「今、動く時じゃ無い時」です。
目の前の事から目をそらそうとしているときなどに、もっともな理由を付けて別の方向に全力で向かおうとします。
こういう時の目の前の事は、逃げ出したくなるようなことが多いです。
この場合は踏ん張った方が良いです。
でも、踏ん張りきれない時にご相談になることも多いので、今回は踏ん張らないでやっちゃう手もあります。
次回、似たような状況になる前に、何とか出来るようにする感じです。
踏ん張れるならその方が良いので、状況次第とも言えますが・・・。