現状を何とかしたい!と思った時、手をさしのべてくれる人がいるかもしれません。
何かのきっかけを与えてくれる人がいることもあるでしょう。
多くの場合、この機会をつかむのが難しいです。
本人がその気になっていても、覚悟が無いと簡単にスルーしてしまうからです。
その気があるのに覚悟がないの?と思いますが、こうなってしまうのは誰かに何とかして貰おうとする人の傾向です。
意気込みはあります。
でも、行動が伴わないので、結果的にチャンスを逃します。
チャンスと簡単に言っていますが、本当にチャンスかどうかは分かりません。
もしかしたら詐欺かも知れないし、落とし穴があるかも知れないです。
では、どうすればチャンスをつかめるようになるか。
それは「信じられる人をつくっておく」こと、「信じられる自分を育てておく」ことにあります。
信じられる人とは、その人に裏切られても諦められる人のことです。
この人が裏切るのであれば、自分の見る目が無いのだからしょうがないという感じです。
チャンスやきっかけは打算の中からは訪れず、好意から舞い込んできます。
信じられる人から持ち込まれる案件は「好意」です。
打算から持ち込まれる案件は「持ち込んだ人が得になる」ように出来てます。
この区別が出来ると、チャンスをつかめる可能性が高まります。
打算案件でも良いのですが、自分のところに良い話が来る理由がありません。
何とかしたいと思っている人の所に来る打算案件は、搾取される内容になっています。
信じられる人が持ち込んでくる案件は、その人の方が損をしています。
これが違いです。
そういう人が万一裏切ったら、それはもうしょうが無い話です。
でも、そういう人が持ち込んでくる案件だからこそ、必死になった方が良いです。
それでは「信じられる自分」とはなんでしょうか。
それが「裏切られてもしょうが無い」という、人を見る目を育てることに繋がります。
信じていたのに裏切られた!って言う人は、依存していただけで、信じていなかった可能性があります。
信じるとは、裏切られてもしょうが無いとセットです。
これが出来るようになるコツは「何があっても自分は何とかしていける」という体制を作っていくことです。
それが「自分を育てる」から始まります。
どれもこれも今すぐに出来る事では無いですが、意識し始めることでチャンスをつかみやすくなります。