じっくり考えるのと、即断は違うモノと思いやすいですが、これは同じ事を言ってます。
即断をしながら思考を続けて微調整します。
じっくり考えた方が良いと言っても、それは決断を先延ばしにして良いということではなく、期限ぎりぎりに答えを出して良いというのでもありません。
じっくり考えるとは、どんどん仮説と答えを出していき回転を速め、結論(決断)を出していくことを言います。
だからこそ、じっくり考える=即断と思って良いです。
ただ、この即断は慣れない内はミス(間違い)が多いことと、労力が多いことがネックです。
だから、じっくり考える=ゆっくり考えると思ってしまいます。
そうではなく、何か案件が出てきたら、とにかくまずやっちゃいます。
大体間違ってます(笑)。
その修正をする労力が掛かります。
ここに大事なヒントが隠れています。
〇〇をやったら、〇〇という結果になって、これは間違っていたという経験が出来ます。
これによって〇〇という選択を取らなくなります。
正解や落としどころとは、間違いを全部やれば勝手に決まります。
これが即断の効果であり、じっくりと考えることの意味合いです。
やり方は簡単です。
とにかく前倒しでやることをやり倒しつつ、間違えることを前提でやったことをチェックします。
間違ったところはすぐに違う手を打ちます。
早い段階で動いているので、タイムリミットまでに調整が付きやすいです。
最初は労力が多いですが、慣れてくると「即断で正解を引く」ことが出来るようになるメリットもあります。
これがタイトルにある「積み重ねるで突き抜ける」です。
人はある程度経験がたまると、直感が正解を感じ取れるようになります。
そこに至るまで「間違えることを前提」にやることが大事で、そこに至るまでやっているとやる前から分かってくることが増えて楽になります。
即断を続けていく大変さはありますが、その先には正解をかぎ分ける直感を手に入れられる未来が待ってます。