コロナの影響で強制的に孤立・区分けがされてくると、一人化が進みます。
横の繋がり・縦の繋がりも切れていくので、「あ~、良かった」と思う人もいます。
でも、これは「良かった」では済まない流れです。
人は一人では生きていけないです。
好き嫌いの話に似ていて、面倒だからやらないでいくと、結果的に追い詰められていきます。
「面倒だからやりたくない」のと、「やらないことが必要だからやらない」のでは、「やらない」ことは変わりませんが、未来は変わります。
コロナのお陰で「面倒なことに付き合わなくて良くなった」と思っている人は危ういです。
危うくない人はコロナ以前でも、建前上の付き合いは避けてます。
自分に必要なことが分かっているからこそです。
私は一人化が急速に進んでいる現状をみて、「自分に何が必要(求めている)かをはっきりさせる時代になってきた」と感じています。
選択肢が無数にあるように見える現在は、自分をはっきりさせないと、どうしたら良いかすら分からなくなってきました。
こういう時こそ、みんなで集まってお互いに支えるほうが安心出来るのに、集まることが忌避される状況です。
ここで人生が分かれていきます。
といっても、難しい話ではありません。
面倒な話ではありますが。
一人化(孤立化)が進むのであれば、「繋がり」は今まで以上に大事になることが分かります。
面倒なことを避けやすくなる時代の流れがあるなら、面倒なことにどれだけ取り組むことが出来るかが重要になることも分かります。
結果、「繋がりを拡げるなら面倒なことを引き受けていけば良い」が一つの答えになります。
これは世の中が進もうとしている流れの中で、独自の立ち位置を確保していくやり方であり、他の人と違うことをやることで、逆に安定していきます。
手間も時間も掛かりますが、自分にとって安心できる環境が作っていけます。