本当は今から再スタートさせましょう!と言いたいところですが、そこまで前のめりなのも難しいかと思い「今年」としました。
今、何歳ですか?
私が東京に来てもうすぐ10年になり、45歳になります。
ブログやホームページの写真はずっと30代のままで変えてないですが、時間は経過しています。
もし80歳まで生きるとしても35年あります。
90歳となると45年あります。
効率という点では、これまでの45年よりも、これからの45年の方が圧倒的に濃密な時間を過ごすことが出来ます。
世の中の仕組みが分かり、知識と経験を持っているからです。
老後をどうしようかと不安になる人もいるかもしれません。
老後を定年後にしたとして、60代から70代ぐらいです。
今50歳だったとしても、60歳だったとしても、80歳までで20~30年あります。
今を基準に考えたとき、残りの人生をどうしようかというにはあまりにも長い時間です。
何かをそれなりの形にするのに大体10年です。
うまくすれば5年ぐらいでその辺の人よりぬきんでます。
将来が心配な人は今年から何かを始めても、5年後ぐらいにはそれなりになっていて、10年後にはそれで食べるぐらいは出来ています。
今すぐ始めても、今は箸にも棒にもかかりません。
副業を始めたけど全然うまくいかないのも、始めたばかりだからです。
ところが、1年かけ2年かけと、継続していくと結果が少しずつ積み上がります。
子供が成長したらやろうと思っている人も多いですが、子供が成長してからやるのではなく、子供と一緒に成長した方が子供の教育にも良いです。
子供は親の姿を見ます。
親ががんばっているのを見ると、その姿を見て頑張ります。
結婚も出来そうに無いから、後は死ぬだけかなと思う人もいるかもしれません。
後は死ぬだけなら、やるだけのことをやってからの方が毎日が楽しいです。
「終わり」を自分で決めてしまうときは精神的に追い詰められているときです。
「終わり」は自然現象なので、「終わる」までは、楽しく生きるのも、苦しく生きるのも自分に選択権を持たせて貰っています。
「○○をしたら、やりたいことをやろう」では、「来世は幸せになろう」と言ってるのに近くなります。
今何歳であっても、どういう状況にあっても、今を積み重ねることが、未来の自分に幸せを運んできてくれます。
前から関心のあった習い事を今年から始めたら、5年後には教える立場になれます。
10年後にはそれでお金を貰うことが出来るようになっています。
教える立場になる必要も無く、お金を貰う必要も無いと思う人もいるでしょう。
習い事が楽しくなったら、教えることで更に楽しくなり、それが高じて「お金を払うので教えて欲しい」という人が出てくるのです。
やりたいかやりたくないかではなく、関心のあったことを続けていくだけで環境が変わっていくという話です。
やりたいけれどなかなか時間もお金もないことは「やりたいことではない」です。
それは自分の中にある「好き」が分かっていない、鈍感病に掛かっている状態です。
自分の感性が鈍くなる、感度が低くなると、動きが鈍くなり、いろいろと理由を付け始めます。
そうしている間に10年が経ちます。
これが時間の怖さですし、今年始めるかどうかで変わる運命です。
○○をやり終えたら、やりたいと思っていた事をやろうでは遅いのです。
「やる気になればいつでも出来る」ことは、「今やらないと出来ない事」です。
今やるべき事は山ほどあるので、やらない理由はいくらでも出てきます。
年があけたばかりの今だからこそ言えるのは「今年はやってみてはどうですか?」です。
ほんの少しやってみるだけでも良いのです。
やれば思っていた事と実際の違いに気がつくことができ、ますますやる気になるか、「これは違った」となるかはっきりします。
気がつけば次に行けます。
今始めることで、今気がつけるチャンスを手に入れられます。
運をつかむとはこういうことです。