この場合の人生のタイミングとは「占いが示す転換期のこと」ですので、絶対的な目安ではありません。
占いで大事なのは、道に迷った時に「こういうのもある」という指標に出来る事であり、「こうしなければならないこと」ではないです。
占い師もいろいろといて「○○しなければ不幸になる」と言ってしまう人もいます。
受け止め側が気持ちの整理をしておかないと、余計なところで強い影響を受けかねないです。
こういった前提を踏まえていただきながら、タイミングをみていきたいのですが、占いで出てくるタイミングと現実の出来事を比較することで、ズレが見えてきます。
タイミングがズレていても、現実に問題がない、特に不満も無い場合は大丈夫です。
でも、占いを受けたい人は大丈夫じゃない何かがあるから相談されているので、現実に起きている(起きていない)ことが人生に強く作用しています。
このときタイミングがズレていたらどうするかです。
タイミングがずれると、良い時に悪くなり、悪い時に良くなり、ちぐはぐになります。
悪い時に良くなるならプラスマイナスゼロに見えますが、実際には大きなストレスが掛かっています。
これが不安の原因になったり、決断が必要なときに後回しになり、余計な出費に繋がったりします。
タイミングは早くても遅くてもズレてしまうので難しいのですが、占い師に相談される場合、タイミングが本来よりも遅くなっていて相談されるケースが多いように感じます。
タイミングが早いにも関わらず相談にまで繋がらないのは、動きが速いため修正が効くことが多いからでしょう。
タイミングが遅い場合は動きも遅いので、修正が効きにくく、自分だけで判断出来なくなっていることもあります。
対処の仕方はショートカットかタイミングを巻いていくかです。
ショートカットは今すぐ必要なことから片付けていきます。
動きが遅くなっていてタイミングがズレているなら、目の前の事を片っ端から片付けていきます。
現状を急激に変えることに繋がるためにしんどいですが、それがタイミングのズレによる帳尻合わせです。
手法としては両方は似ていますが、タイミングを巻いていく方が急激な変化は少ないです。
こちらは今目の前のあることを片っ端から片付けていき、必要なことに繋げていきます。
やる必要の有無に関係無く整理をして行くので、忙しさは倍増しますが、整理をつけていくことでタイミングが修正され始めると、あるべき姿に自然に収まっていきます。
どちらの手法も本来あるタイミングに戻していく作業になるので、忙しくなる事に変わりはありません。
そうそう、もう一つ手がありました。
タイミングのズレが一周回ってタイミングが何となく合うみたいなことがあります。
でも、これはお勧めじゃ無いです。
タイミングがズレていたことに気がついたとき、「なんであのときちゃんとしなかったのだろう」と喪失感が強くなることがあるからです。
気持ちがタイミングに向かったとき、それは生き方を修正しようとしている可能性が高いです。
それならその勢いを使って、あるべきタイミングに修正をしていった方が、人生は充実したものになっていきます。