結婚や離婚の相談、プライベート・仕事の人間関係の相談などは占いの定番です。
言葉は変ですが、期待が大きい人ほど抱えているストレスも大きいです。
この場合の期待とは「分かってくれているはず」という期待です。
特に結婚の場合は起きやすい話で「いつか変わってくれる・・・」と期待しています。
期待は現実ではないので、まずは「実際の所どうなのか?」を確認するところからスタートします。
相手に気持ちや想っている事を伝えた結果、思ったような答えになるのか、思わぬ答えになるのかです。
どちらの答えであっても、そこがスタート地点で、そこからしか始められないです。
まだ始めていないのにあれこれ考えるから、抱えるストレスも半端なく大きいです。
離婚の相談の多くは「(離婚をした方が良いではなく)まずは距離を空けるところから」と伝えることが多いです。
近すぎて、相手に対する評価が厳しくなっていることがあるからです。
自分がこれだけ尽くしているのに・・・となると、更に厄介です。
「期待する」のは、信頼していることでもあるので、これ自体は素敵な事です。
でも、「期待しすぎる」ことで裏切られたようになるのであれば、それは近づきすぎています。
まずはその事に気がつくことと、そこに意識を向けすぎている「暇な」自分を振り返ることです。
本来、自分がやった方が良いことに意識を向けるよりも、相手や周りに期待することで苛立ちが積み重なっています。
それなら自分のやることに専念し、相手と距離をおくことです。
相手を優先しすぎて、自分の想いが空回りしていることに気がつくことです。
自分のことを優先し、適度に距離が置けるようになると、精神的に楽になってきて、適度な関係を構築出来るようになります。
夫婦でも、恋人でも、親子でも、仕事でもです。
自分のためにも相手のためにも、「期待しすぎない」ために、距離を少し空けてみてください。